水痘ワクチン

 平成26年10月1日付で,予防接種法施行令等の一部が改正され,平成26年10月から水痘ワクチンの予防接種が定期接種化されることになりました。水痘は「みずぼうそう」といわれ,水痘帯状疱疹ウイルスの感染による病気です。感染力が強く,5歳までにおよそ8割の子どもが感染するといわれています。発疹や発熱が主な症状で,健康なこどもの場合は一般に軽く済みますが,中には重症化し入院が必要となったり肺炎や脳炎などの合併症を起こすことがあります。日本でも,毎年20人程度が水痘により亡くなっています。

また、最近の報告では小児期の水痘ワクチン接種が後の帯状疱疹発生頻度を低下させるという報告も出てきており、高齢者に対する帯状疱疹ワクチンだけでなく、小児期の水痘ワクチン接種が帯状疱疹発生頻度の低下につながる可能性があるといわれています。

一般的に、水痘にかかると、発疹の痂皮化に5-6日、長ければ1週間程度かかることもあり、それまでこどもは外に出て人に触れることはできません。 そのため2回打つことになったとしても予防接種のメリットは高いと思います。最近の報告で1回接種での水痘流行時の罹患率は約50%、接種後1年以上経過した場合には80%弱となっており、1回接種後の予防効果が他のワクチンより悪い結果となっています。 1回接種後に抗体が陽転していたのに1年後には陰性となっていることがあり、この陰性化した事例に2回目の接種することで1回目接種後以上の抗体上昇(ブースター効果)が認められており、日本小児科学会は1回目接種後3ヶ月以上あけて、比較的早期の2回目接種を推奨しています。

■対象者:
生後12か月から生後36か月に至るまでの間にある方。(1歳から3歳の誕生日の前日まで)

■接種回数:
3ヶ月以上の間隔をおいて2回皮下に接種。但し、過去に接種したことのある方は接種不足分を接種する事とし、過去に2回接種した事のある方は対象外となります。

■標準的な接種期間:
生後12ヶ月から生後15ヶ月に至るまでに1回目の接種を行い、2回目の接種は1回目の接種終了後3ヶ月以降12ヶ月に至るまでの間隔をおいて1回行います。

 

 

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