インフルエンザについて(2015.01.26)

 インフルエンザにはA型とB型がありますが、今年は流行が早く、12月初旬から流行していますが、A型が多いです。B型はまだ少ない傾向にあります。
A型にかかったあとにB型にかかった方や、B型にかかったあとA型にかかった方もいますので、1回かかったから今年は大丈夫!と油断しないようにしてくださいね。

予防は、うがい、手洗い、人ごみを避けることですが、もしかかってしまった場合は以下の点に気をつけましょう。
インフルエンザは外来で迅速診断ができます。しかし、発熱して数時間では陽性にならず、熱がでて半日以上たってから陽性になったり、翌日に検査して陽性になることもあります。検査の精度はかなり良いのですが、100%判定できるものではないため、症状、流行状況からインフルエンザと診断することもあります。早いうちに、遅くとも48時間以内に治療薬(抗ウイルス薬)を開始すると、症状が軽くすむことが多いです。
家庭では、家で寝て休ませること、保温(寒すぎず、暑すぎず)、消化の良い食べやすいものを与え、水分を十分にとらせるようにしましょう。

飲んでいる薬があるときは医師に飲み合わせを確認してください。抗ウイルス薬を使用する際は、使い方と注意点を必ず聞いておきましょう。熱冷ましも使用してよいもの、いけないものがあります。こどもに使えるのはアセトアミノフェン(商品名:アンヒバ、カロナール、アルピニーなど)となっています。どの薬の使用も医師の指示どおりにし、注意点を守って使用しましょう。
インフルエンザの抗ウイルス薬を使用している、していないにかかわらず、インフルエンザはけいれん、脳症、肺炎などの合併症を起こす危険がある病気です。
ご家庭での自宅療養中は、一人にせずそばにいて、しっかりとお子さんの様子をみてあげてください。
抗ウイルス薬を使用しても、熱が4日目でもさがらない(上がったり下がったりする)、元気がなくなった、41度以上の熱、高熱とぐったり感が強い、何度も吐く、咳で吐く、咳でねむれない、行動がおかしい、発疹がでてきたなど『いつもと様子が違う』と思ったら早めに受診をしてください。

けいれんや意識がはっきりしないとき、呼吸が苦しく顔色が悪いときは大至急、病院へ。
指示された受診の日がある場合はその日に必ず受診しましょう。薬がなくなっても咳や鼻水など症状が残る場合も受診しましょう
熱がさがってからもすぐ登園・登校はできません。学童は「5日間かつ熱がさがった日の翌日から数えて2日を経過するまで」出席停止、幼稚園・保育園の幼児では「5日間かつ熱が下がった日の翌日から数えて3日を経過するまで」出席停止となっています。熱がすぐに下がらない場合は5日以上の出席停止となることがあります。出席停止期間について、受診の際は聞いて帰るようにしましょう。

出席停止期間について

【幼稚園児・保育園児の場合】
インフルエンザ発症後、幼稚園または保育園へ登園可能になるには2つの条件を両方、 満たさないといけません。

発症した日は、発熱の症状が現れた日です。発熱が始まった日は0日目と考え、数には入れません。翌日から発症第1日目と考えます。

002

この場合は、発症後6日目に登園できます。
 
 

003

この場合は、解熱して3日経過しても、発症後5日が経過していないため、すぐには登園できません。発症後6日目に登園できます。
 
 

004

この場合、発症後5日が経過していても、解熱後3日が経過していないため、すぐに登園できません。発症後7日目に登園できます。
 

乳幼児期はまだ免疫機能がしっかり育っていないので、ウイルスが体に残っている期間が長いこと、また保育園は学級閉鎖が出来ないため、期間が長めに設定されています。
1人1人が停止期間(症状が続く期間)をしっかり休む事によって流行の拡大を食い止める効果があります。一度に多くの人が感染すると免疫機能の弱い乳幼児や高齢の方、持病のある方が重症になる確率が上がります。さらに働き手のお父さん、お母さんが活動できなくなる、など社会機能にも影響します。


【小学生以上の場合】

インフルエンザ発症後、学校へ登校可能になるには2つの条件を両方満たさないといけません。

005

発症した日は、発熱の症状が現れた日です。発熱が始まった日は0日目と考え、数にはいれません。翌日からを発症第1日目と考えます。

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この場合、発症後6日目に登校できます。
 
 

007

この場合、解熱して2日経過しても、発症後5日が経過していないため、すぐに登校できません。発症後6日目登校できます。
 
 

008

この場合、発症後5日が経過していても、解熱後2日が経過していないため、すぐに登校できません。発症後7日目に登校できます。
 

1人1人が停止期間(症状が続く期間)をしっかり休む事によって流行の拡大を食い止める効果があります。
一度に多くの人が感染すると免疫機能の弱い、こどもや高齢の方、持病のある方が重症になる確率が上がります。さらに働き手のお父さん、お母さんが活動できなくなる、など社会機能にも影響します。

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