昔から、救急外来で当直をしていると、台風の来る前に喘息の患者さんが発作を起こして
来ることがよくありました。
開業して、昼間に外来をやっていてもその傾向は同じです。

気圧の低さは、気管支喘息と関係があるようです。
西洋医学的にそれを説明しようとすると、低気圧が接近すると気道の外圧が下がり、血圧が大気圧に勝って毛細血管から分泌がさかんになるためといった説明や、低気圧は、自律神経に影響し、交感神経と副交感神経のバランスが悪くなるためといった説明ができるかと思います。

東洋医学的には、湿邪に肺が負ける、という表現が適切かと思います。
人間はまわりの環境や季節と密接にかかわりあいながら生きています。
肺は空気と水両方がある場所ですから、湿気の多い大気に影響を受けるのは当然だと考えると納得がいくような気がします。

気管支喘息は、発作をコントロールするのも大事なことですが、普段、どれだけ元気にすごせるかがとても大事な点だと思います。

体質的に気圧に影響をうけやすい喘息なのかどうか、知っておくことも予防のひとつです。

こどもの喘息は、コントロールをよくしておくことが何より大事なことです。

おとなの喘息は、ストレスを減らすことが重要なことに感じます。

湿邪に負けず、梅雨や台風を乗り切りましょう!