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食物アレルギー

 なにか食物にアレルギーがある場合、除去してたべさせなければ確かに安全です。しかし、すべての場合において除去することが答えではありません。

 最近の研究では、現在までの除去食指導による、栄養や発達への障害からの反省から、『食べて治す』方向にかわりつつあります。

 ただし、呼吸が苦しくなり、じんま疹が急激に起こるような食物の摂取に関しては、厳重に除去する必要性があります。悩みすぎず、バランスを大事につきあっていきましょう。

 

アトピー性皮膚炎

 『なるべくステロイドを使わない』ということを基本に、軟膏をそれぞれの子どもの皮膚の状態に合わせて処方しています。

 また、スキンケア、洗剤、食生活の見直しなど、さまざまな側面から治療を考えます。『ステロイドを使わない』ことにこだわりすぎるのがよくないときもあります。何よりも、こどもがかゆがらず眠れること、皮膚のかゆみによって笑顔が失われていないこと、成長・発達する余裕がないほど、追い詰められていないこと、それが大事だと思っています。

 『そういえばもう、ステロイド塗っていないね』そんな風に、成長とともにやめていける治療をこころがけています。

 

気管支喘息

 重症の気管支喘息はステロイド吸入が治療に取り入れられてから、入院して、全身にステロイドを点滴しなければならないことが減り、結果としてステロイドのこどものからだへの全体の投与量は減ってきたように感じています。

 こどもの気管支喘息は、大人に移行しないよう、成長とともにどう薬をやめていくか、続けていくかを相談します。軽症の場合は、選択枝をいろいろ考え、漢方薬も取り入れながら治療しています。ステロイド吸入を選択する場合も、ずっと同じくすり、同じ量ではなく、副作用の少ないものを選択し、症状によって細やかに調整していきます。スパイロメータは喘息の重症度を測る機械です。定期的に測定します。

 

花粉症

 近年の大気汚染、黄砂の飛来が花粉に重なり、花粉が飛ぶ時期に具合の悪い子どもの数は増えているように感じます。漢方薬は花粉症によく効くので、体質に合わせてまずは飲んでもらいます。

 十分程度でつまっていた鼻がスーッと通って速効性があり、また調子のよいときは飲まなくてもよいので、漢方薬だけで済む場合も多いです。症状によっては抗ヒスタミン薬を考慮します。

 

じんましん

 じんましんは、あわないものを食べた場合に急に出るものと、体調の悪いときに出るものがあります。原因がはっきりわかるものはいいのですが、なぜ出たのか、最後までわからないことも多いのです。

 ただし、どちらの場合にも共通して言えるのは、季節の変わり目や、体調の悪いときなどに起こりやすいということです。対処は水分をしっかりとって、体調をととのえること。そのときの状態に合わせてお薬も考えていきます。

 

アナフィラキシーにたいするエピペンの処方

 平成24年12月に児童が学校でチーズ入りのチヂミを食べて亡くなったことはまだ記憶に新しいショックな出来事でした。

食事アレルギーが日本で増加しているという事も現実ですが、欧米諸国ではエピペンが全レストランに常備され、誰もが食事アレルギーによるアナフィラキシーを疑えば打つ事ができるようにしている自治体もあると聞きます。
アナフィラキシーとは、ごく微量でもアレルギーをもっている物質が身体に入ると、それが全身に呼吸困難、多呼吸、下痢、低血圧、意識消失などの重症の症状を引き起こすことをいいます。そのまま死に至ることがある危険な状態です。

チーズ入りチヂミを食べた児童は、気管支喘息もあったため、エピペンを学校に携帯していました。
児童本人がチヂミを食べた後に、気分不良を訴えましたが、担任にうつのかと聞かれ、打たないで、といった経緯があります。おそらく、自分でこれがアナフィラキシーであるという認識がなかったのだと思います。
そのわずか9分後に意識消失となり、その時点で校長がエピペンを打ったけれども死に至ってしまった、という悲しい事件です。

こどもを守る大人が病気に対する正しい知識をもっていなかったこと、打つタイミングを逸したことが死につながることは本当に悲しいことです。
エピペンとはアナフィラキシーの時に、唯一命を助けることのできる注射薬です。本人が自分で打つか、周囲の人が打つことで、アナフィラキシーからの脱却をはかることができます。

以下の症状が一つでもあった場合は、躊躇せずに打ってもよいと言われています。

食事アレルギーで食べた食物により以下のような症状を起こしたことがある方はご相談ください。

 

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