おくすりについて

解熱剤について

 熱は、かぜの原因となったウィルスや細菌と、からだがたたかうためのエネルギーです。熱が出た=早く下げなければいけない、のではなく、『熱をだしきる』ことが大事です。

 解熱剤を使い一旦下がっても、まだウィルスや細菌がからだに残っていれば、身体がまた熱を出し、からだが余計に疲れてしまうこともあります。39-40℃を超えて、こどもがつらそうにしていたら、使うことも考えなくてはなりません。38℃程度の発熱でしたら、使わずにすむことがほとんどです。

 しっかりと診断してどんな風にさがっていくか予測が立てば後は待つだけです。上手に熱とつきあいましょう!

 

抗ヒスタミン薬について

 かぜのとき、鼻水止めとしてよく処方される抗ヒスタミン薬ですが、当院ではかぜぐすりとしてはつかいません。抗ヒスタミン薬は、脳内に移行するため、眠気、集中力低下といった副作用があります。

 また熱性痙攣をおこしやすくすることが最近の研究でわかってきています。小さいこどもはしょっちゅうかぜをひきます。一ヶ月に何回もひくこともあります。かぜをひいている間中ずっと抗ヒスタミン薬の入ったかぜぐすりをのむことはおすすめできることではありません。

 鼻水に関しては、鼻汁吸引、鼻洗浄、漢方薬を使い対応し、長引くこどもには、副鼻腔炎になっていないかどうかエコーを使って確かめます。

 

抗生剤のこと

 ばい菌には主に2種類あります。『ウィルス』と『細菌』です。こどものかぜの9割は、『ウィルス』によるかぜです。『細菌』によるかぜは一割です。抗生剤は、『細菌』にしか効きません。

 『抗生剤を飲む』ということは、身体の中のすべての菌-腸内の善玉菌を含めたすべての菌-を一旦殺すということです。ウィルス感染で、身体が弱っているときに、念のためといって抗生剤を飲んでしまうと、弱っている身体に追い討ちをかけることになります。

 当院では、微量の採血ででき、こどもがほとんど痛みを感じない血液検査を行い、いま、細菌が悪さをしているかどうかを積極的に調べます。その上で、抗生剤を必要とする場合は時期と時間を見極めて処方します。

 

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