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天雲
寄木細工

baby band

あかちゃんの頭の形の治療

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10数年前までは、あかちゃんの頭の形についてご両親から相談を受けても、

「ドーナツ枕をしてみてください。」

「向く方向に気を付けて寝かせてみて下さい。」

体位変換と、頭の傾きに気を付けるための枕を使う、という少ない選択肢しかなかったのですが、10年ほど前、3Dで赤ちゃんの頭の形を矯正できるヘルメットが日本に導入されました。

 数か月すると頭のへこみが気になっていた子も、本当に綺麗な形になるので、医学の発達には感謝です。そして、近年3Dカメラで評価しながら、従来の器具より可変性をもたせたベビーバンドというヘルメットができました。小児科でも評価や作成依頼が可能なので、当院でも導入することを決めました。

 頭の形が整うことによって、ゆくゆく脊椎やほかの骨格にも多大な良い影響を与えます。

 赤ちゃんはしてもらったことを覚えていませんが、赤ちゃんのきれいな頭の形は最初の御両親からのギフトになるでしょう。

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赤ちゃんの頭蓋変形の原因

頭のゆがみには斜頭症・短頭症(絶壁頭)・長頭症の3つのパターンがあります。

これらの原因の多くは、寝ぐせ、子宮内や産道を通るときの圧迫による外的要因です。

頭を常に同じ位置に向けて寝ることで、接地面の成長が抑えられ、接地面以外が大きく成長し、斜頭や短頭といった頭蓋変動がおきます。

基本的には、寝ぐせによる原因がほとんどになりますが0.04~0.1%の割合で縫合線が早期に癒合してしまう頭蓋骨縫合早期癒合症という病的要因による頭のゆがみの場合もあります

頭の形のゆがみは、基本的に、脳の成長や精神発達に影響がないと言われていますが、将来的に顔面や耳の位置の左右差や、噛み合わせ、視力や眼鏡がかけにくいなどの問題が発生する可能性があります。

斜頭症

向きぐせが斜頸のある赤ちゃんによく見られます。頭頂から見ると平行四辺形に見えることがあり、耳の左右差があることがあります。

短頭症(絶壁頭)

仰向け寝の時間が長い赤ちゃんによく見られます。よく絶壁と表現されます。頭の前後の長さが通常より短いのが特徴です。

長頭症

頭の前後の長さが横幅よりもあり、横向きの姿勢が多い赤ちゃんによく見られます。

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ベビーバンドによるヘルメット治療

赤ちゃんの頭に合わせたヘルメットを装着し、約半年間をかけて頭の成長を調整していく方法です。

ヘルメット治療ではあかちゃんひとりひとりの頭の形を3Dカメラで撮影し、フルオーダーメイドのヘルメットを制作します。ヘルメットを装着することで、ゆがみ部分に空間をつくり成長を促進させます。

※歯科矯正とはことなり力を加えて変形させるものではありません。

当院ではベビーバンドを導入しております

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3Dカメラで計測された頭のデータをもとに、ヘルメットを設計・製造し高い通気性により長時間快適に装着できるようになっています。クッションが簡単に着脱できるため、ヘルメットが水洗いでき、クッション部分は洗濯機でネット使用の洗浄が可能なため清潔に保つことができます。

生後3~4ヶ月以降のお子様で、医師より医療説明をうけヘルメット治療を選択された方が対象となります。

外来にて、一か月に一度3Dカメラで改善していることを確認していきます。カメラで撮影したデータはアプリを通してスマホで共有できます。

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料金について

36万円(税込み)

料金お支払いについて

現金払い、銀行振込となります。

ご質問等がございましたらお気軽にご相談ください。

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