水銀フリーインフルエンザワクチンについて(2016-2017)

この冬シーズンの水銀フリーのインフルエンザワクチンは製造されないことが決定されました。
理由は [昨今のワクチン事情について]をご参照ください。
インフルエンザワクチンに含まれる、水銀成分 チメロサールは有機水銀製剤で、微量でも殺菌効果が高いためワクチンの防腐剤として使用されているものです。
水俣病の原因であった無機水銀とは別のもので、体内への蓄積は少ないものになります。
体に対する影響はほぼ無い、もしくはわずかと考えられますが人間が摂取した場合の安全性について統一された基準が存在しないこと、また妊婦や乳幼児については「あえて投与するものではない」という考え方に基づき近年ではチメロサールフリーのワクチンの開発が進んでいます。

現在、WHOの基準ではチメロサール内のエチル水銀摂取基準は0.22μg/kg/日となっています。 インフルエンザワクチンに含まれるエチル水銀料は0.5mlあたり0.001mg(1μg)になりますので、ほぼ全ての方でインフルエンザワクチン接種においてこのWHO基準を上回ることは無いと思われます。
また、妊婦においても日本産科婦人科学会ではチメロサールへの胎児への悪影響は無いとされており、接種を推奨しています。 当院では、問題はないレベルである、という観点からではなく、余分な水銀は微量でも体に入れてほしくない、との観点で、すべてのワクチンについて、水銀フリーにこだわって行ってきましたが、今回ばかりは、日本全国どこにいっても手に入りません。

現状では微量のチメロサールが体内に入ることのリスクよりも接種を行わないことでインフルエンザに罹患するリスクの方がはるかに大きいと判断し、当院でも接種を推奨しています。 尚、ほかのワクチンにつきましては引き続きチメロサールフリーに統一して行っています。

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