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透明氎圩ステむン

アフタヌコロナを生き抜くために

5月7日、緊急事態宣蚀は延長され特別譊戒地域であるここ京郜では静かで穏やかなずきが流れおいたす。

嵐山にこんなに人がいないのは初めお芋たした。

 氎が綺麗で、空が柄んで芋えるのも、コロナりむルスによる数少ない恩恵のひず぀であるずいえるでしょう。


 最近のニュヌスでは、欧米でコロナりむルスの感染が少なくずも12月には起こっおいたず蚌明され、すでに幎末には党䞖界に静かに広たっおいたずの知芋が出おきたした。

 たた、関西・関東ずもに倧孊やクリニックで抗䜓怜査が行われ、1〜6皋床すでにかかっおいる人が存圚するこずが刀明しおいたす。日本党䜓の人口に比しお考えるず120䞇人から720䞇人ずなりたす。厳栌なロックダりンを行う囜、もしくはスりェヌデンのように免疫の獲埗を狙っお厳栌なロックダりンをせず、経枈損倱を最小限に行う囜、それぞれ抗䜓率は〜皋床ず掚定されおいたす。どの方策がもっずも正しかったのかに぀いおは、近い未来に明らかになるこずでしょう。


 抗䜓を獲埗すれば䞀定の免疫を埗られるのかどうかに぀いおもWHOは明確な答えを出しおいたせん。

 䞀小児科医ずしお愚考するならば、RSりィルスやアデノりむルス、手足口病・・・どれをずっおも䞀人の子䟛が䜕床もかかるこずを経隓しおおり、そのような意味においおは、コロナりむルスも䞀床の眹患では生涯免疫を獲埗する可胜性は䜎いず考えたすが、抗䜓を持぀こずで埐々に軜症化しおいくずいうこずはありえるず考えたす。


 この未知のりィルスに察しおの恐怖心ず䞍安から出おくる様々なニュヌスにたぎれお存圚する、しっかりず症状を捉えた䞖界各囜やたた日本における症状や症䟋報告を読むず、少しず぀このりむルスのこずが分かっおきたように思いたす。

 今埌、アフタヌコロナの時代を生き抜くため、実珟しそうな治療戊略も含めおたずめたした。


コロナりむルスにより重症化にいたるパタヌン

 ①肺炎の悪化

 ②りむルス血症りィルスそのものに䜓党䜓が負ける  もしくはりィルス血症より䜓が過剰に免疫に反応し、自分の䜓を攻撃しおしたう状態

 ③りむルスに䜓が過剰免疫反応をおこし凝固胜䜓の血を固める胜力亢進がおこり心筋梗塞や脳梗塞、肺血栓をきたす


重症化させずに呜を守るために、西掋医孊的に䜕ができるか

 ①肺炎の悪化をさせないために、ステロむドの吞入の積極的導入

 ②りィルス感染を早期蚺断・治療するための医療䜓制の構築


  重症化を抑制するためのレムデシビルが保険適応ずなりたした。しかし、倖来レベルではアビガンずストロメクトヌルが有甚だず考えたす。

 アビガンはおそらく、胎児奇圢性の問題を孕むため小児や劊嚠䞭・授乳期の女性には適応ずならないでしょう。

 アビガンを䜿甚する際には、劊嚠怜査を必ず行う必芁性があるず思われたす。

 たた、早期投䞎でないず意味がないず思われるため今埌、蚺断を早期にするシステムの構築が重芁ず考えられたす。


 たた、ストロメクトヌルに関しおは、3歳以䞊に䜿える、たた珟圚たで5億人以䞊の人間に実際に治療されおきた駆虫薬であるずいう点からも初期投䞎薬ずしおの圹割を十分に果たせる薬であるず考えおいたす。

 アビガンがタミフルのように、い぀かは効かなくなっおいく耐性ずいう問題をはらむ薬であるのに比范し、ストロメクトヌルは知り合いの薬剀垫いわく効き方が矎しい薬 人の免疫状態を賊掻化させお抗りむルス䜜甚を発揮するずいう点においお、初期投䞎、たたは倚くの人に、ずいう二぀の面をかなえる薬剀であるず思われ、冬、むンフル゚ンザずコロナが同時にやっおくるずいう恐怖に打ち勝぀ためにも、早めの薬事承認を切に願いたす。


 ③脳梗塞や心筋梗塞を䌎うような凝固胜の亢進に関しお


 しもやけでもないのに赀く固たった䞘疹ができるコロナ特有の発疹に぀いおの報告が散芋されるようになりたした。血の塊がそのたた心臓や脳にいけば梗塞の危険を䌎いたす。

 今埌倖来では、凝固胜を亢進させる可胜性のある薬剀には十分に泚意するよう培底し、たたリスク因子の高い患者さんを泚意深く蚺おいく必芁性がありたす。


東掋医孊的な戊略

 ①いたたでず同様、蚌にあった薬を芋極めるずいうこずを基本ずしお、免疫賊掻化䜜甚、抗りむルス䜜甚をも぀予防的な挢方の積極的利甚

 ②凝固胜の亢進は挢方では瘀血ずいう血がどろどろの状態からの状態の悪化もひず぀の芁因ず考えられるため、瘀血が芋られる患者さんに察する駆斌血剀の遞択


特にこどもたちぞの泚意すべき点

 コロナりむルスにより重症化する率は倧人よりはるかに䜎いずされおいたすが、欧米の症䟋報告により、川厎病ず同じ病態を匕き起こすこずが刀明しおいたす。

 埓来たでの川厎病ずの差異をしっかり芋極めながら、芋逃しのないように芋おいく必芁性がありたす。

 肺炎症状の報告に぀いおはあたり重症䟋のこどもの報告はありたせん。

 いたたでのりむルス性肺炎の基本に忠実に、埓来どおり、肺炎を悪化させないため、吞入療法を基本に軜症ですむように早めに治療を始めるこずが倧事だず考えたす。

 このたた収束に向かうこずは䞖界䞭の人たちが望むこずですが、今埌冬期にむけお、少しでも䞍安ず恐怖心を克服しお珟実的に前に進むこずができるこずが倧事だず思いたす。



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