当帰芍薬散

先日、診察室に入ってきた患者さんがとても嬉しそうでしたので、「何かいいことがあったのですか?」と思わず聞いてしまいました。すると、「10年ぶりに妊娠しました!」とのことでした。
妊娠って本当に嬉しいものです。特に、もう自分には無理だとあきらめていた場合には本当に天から授かった贈り物です。

2か月前から当帰芍薬散と二陳湯を飲んでいただいていた患者さんでした。当帰芍薬散は、女性の妙薬と言われ、生理痛、むくみ、冷え症ほかいろいろな症状に効く女性の強い味方です。また流産予防にも安心して用いることができます。

漢方を処方させていただいていて、こどもを授かったお母さんたちのこの輝くような笑顔に出会うとき、本当に漢方に携わっていてよかったなと思います。
不妊=妊娠しないという状態は女性にとっては本当に自分の性を否定されたような悲しみを引き起こします。あきらめないで、けれど、思いつめすぎないで、と患者さんには繰り返し言います。
当帰芍薬散の女性に対する力を実感した日でした。

 
*当帰芍薬散+二陳湯

胃が弱く、当帰芍薬散だけでは飲めない・・・・といった場合にはこのように胃腸薬である二陳湯を付け加えることによって、当帰芍薬散の薬効をいきわたらせることができると考えられます。
当帰芍薬散の「当帰」という生薬は子宮を守る薬効をもつ生薬です。帰らなかった夫がこの生薬を内服することによって我のもとに帰ってきた、という意味で「当帰」と名付けられたとも言われています。

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